化学物質等の流出やその拡散への初期対応を支援する、化学物質リスク管理のための迅速対応統合プラットフォームの開発を行いました。
ダウンロード
使い方
プラットフォームの実行
zipファイルを展開し「sample.exe」を実行するとプログラムが立ち上がります。 初回起動時のみセキュリティの確認ダイアログが出てくるので実行を許可してください。
サンプルデータの使用
あらかじめzipファイルを展開して利用します。
大気拡散マッピング
右メニューの「ファイルから読み込む」で「空間線量率データ.xlsx」を開いてください。
水域流出マッピング
右メニュー「河川」の「データ読み込み」で以下のファイルを読み込みます。
- 観測データ(csv)を読み込む: data.csv
- 観測点(shp)を読み込む:river.zip river_stations.dbf river_stations.prj river_stations.shp river_stations.shx
- ファイル選択ダイアログで5つのファイルをすべて選択して読み込みます。
- river.zipは展開せずzipファイルのまま読み込みます。
- 計算パラメータ(csv)を読み込む: parameters.csv
スクリーンショット
基盤地図情報ツール
大気拡散マッピングツール
水域流出マッピングツール
健康影響情報検索ツール
曝露量推計ツール
研究メンバー
- 高橋邦彦 (東京医科歯科大学 M&Dデータ科学センター、S17-2(4)サブテーマリーダー)
- 若井建志 (名古屋大学 大学院医学系研究科)
- 菱田朝陽 (愛知医科大学 医学部)
- 大谷隆浩 (名古屋市立大学 大学院医学研究科)
- 浅見真理 (国立保健医療科学院 生活環境研究部、S17-2テーマリーダー)
謝辞
本プラットフォームは環境省・(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費「戦略的研究開発課題 S-17:災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究」(JPMEERF18S11700)(2018–2022年度)のサブテーマの一部として開発されたものです。 コンテンツの一部にサブテーマS17-2(3)「災害・事故事象に対応する迅速拡散予測手法の開発」(リーダー:恒見清孝、国立研究開発法人産業技術総合研究所)の成果を利用させていただきました。
リンク
- 環境研究総合推進費 戦略的研究開発課題S-17 災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究
- 国立研究開発法人 国立環境研究所 D.Chem-Core ー災害・事故時の環境リスク管理に関する情報基盤ー